先日行われた Early Winter Live~パンとワインと音楽と~ にお越しいただいた皆様、ありがとうございました
荒川桜子さん、荒川将司さん(隠れユニット名は荒川家)のクオリティの高い生演奏と楽しいトーク、音楽や楽器への深い探究心を感じることができた、最高に素敵なライブでした。御夫婦ならではの掛け合いがなんともほほえましく、皆さんにこにこ聴いておりました。赤ちゃんから御年配のかたまでいらしたライブ。私の理想とするスタイルでした。また来年もきていただくと思うのでこれなかった皆様、次回はお聞きの逃しなく!
ライブが終わったあと、お二人とお客様と交えてのリラックスタイムを過ごしましたが、そこでのお二人の話がとても面白く、私を含めみなさん引き込まれていました
特に私の印象に残ったのは、桜子さんの「できます、やります、といい続けた」というお話。ピアノの演奏で身を立てていきたいと決心したとき、とあるバーの「ピアニスト募集」の広告をみて応募したところ、100人以上の応募があったから必要ないと断られ、「リストのカンパネラが弾けたら別だけど・・・」というオーナーの言葉に「弾けます」とはったりをかましたこと。(当時は全然自信がなく、弾けなかったらしいです)そして、火事場の馬鹿力で実際に弾いてみせて、採用を勝ち取ったという話。その後も、自分にはできない(と、思っていた)ことでもなんでも「私できます、やります」といい続け、できないことをできることにしていった話。プロ根性、ですね
努力、根性って 昨今の「流れにまかせてゆる~く」なんていう風潮にちょっと外れている気がしますが、実はここを通過しないことには中身が伴わないのじゃないかな・・・、そんな風に感じました
一流の方からはやはりいつも良い刺激をもらいます
荒川家のお二人に感謝!